ことばと発達の相談(臨床心理士対応)

当院では、心因性難聴のお子さんやことばやコミュニケーションで気になるところがあるお子さん(概ね18歳以下の方)およびそのご家族の方を対象として、院長と協働して臨床心理士が、ことばと発達の相談やカウンセリング(プレイセラピー)を行っています。

土曜日 9時〜13時     ※完全予約制

お子さんのこんな様子や症状が気になったら・・・

  • 難聴やめまいが心因性のものだと診断された
  • まばたきや咳払いなどのチック症状がある
  • 家では話せるのに、学校など家の外で話せなくなる
  • 園や学校で友達と遊ぶのが苦手、登園/登校をしぶる
  • 乳幼児健診で、ことばが遅い・少ないと言われた
  • 呼んでもふりむかない、音への反応がにぶい
  • 落ち着きがない、目が合いにくい
  • 自閉傾向や発達障害グレーゾーンと言われた  など

相談をはじめるまでの流れ

1 予約受付
外来窓口にお申し出いただくか電話(072−880−3387)までお問い合わせください。
予約をおとりします。
2 発達相談問診票の記入
予約時間の15分前にお出でください。専用の問診票に記入いただきます。
 
3 院長の診察
初回は、先に必ず院長が診察を行い、耳・鼻・喉の疾患の有無やその状態のチェックをさせていただきます。
聴力検査を行うこともあります。
4 臨床心理士の初回面接
(初回60分〜80分)
個室にて、お話を伺います。プライバシーを厳守いたしますので、安心してお話ください。お子さんとも遊んだりしながら、発達の状態を見立て、関わりかたの工夫などの助言をさせていただきます。
5 2回目以降の相談(1回50分)
継続相談も、完全予約制となります。
相談時に次回の予約日時を決定します。必要に応じて発達検査を行うこともあります。

費用について

保険診療。各種医療券(乳幼児・障害児・母子)も適用となります。
※2回目以降に、診察なしで相談や発達検査のみを希望される場合は、保険適用外となり全額自費となります。

臨床心理士の紹介


安念 直子 (あんねん なおこ)


1976年生まれ。 京都大学教育学部教育心理学科卒業後、一般企業勤務を経て、甲南大学大学院人文科学研究科人間科学専攻修士課程修了。公的機関での乳幼児発達相談、精神科クリニックでの心理療法と心理査定、 スクールカウンセリング(幼・小・中・特別支援・専門学校)や学生相談(大学)に携わる。元天理大学人間学部非常勤講師。現在、奈良大学臨床心理クリニック相談員。著書『大人の発達障害の見立てと心理療法』(共著)、論文「人工内耳装用児の親の心理に関する研究」

メッセージ

じっくりとお話をうかがい、細やかに発達を見守ることを通して、ご家族と共にお子さんを育んでいきます。
お子さんの成長を願いながら、ひとりひとりの個性が活かされ自分らしく歩みを進めていけるよう、専門的に関わります。